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ストレッチと筋トレ どっちが重要?
ストレッチコース開始を記念して、今回はストレッチについての話題です。
ストレッチの効果やイメージってなんでしょうか。
準備体操、けが予防、リラックス・・。
私個人の意見ですが、ストレッチは身体を外側から整える最も重要なアプローチだと考えています。
勿論準備体操やけが予防としての効果はあると思います。
ですが、筋肉は伸ばしただけでは本領のパワーは発揮しません。
しっかり伸縮しやすい状態にしてあげて本来のパワーを発揮します。そういう意味では準備体操ですが、スポーツの前にストレッチをして、スポーツに必要な筋トレまではしていない方がほとんどです。
スポーツをする筋肉は、伸び縮みしやすい状態にしてあげてから、しっかり収縮させてあげることが大切です。
するとしっかりパワーを発揮して最高のパフォーマンスでスポーツに取り組めます。
ほかにも、体幹筋のストレッチをすると自律神経が整います。
肋間筋や腹横筋などのインナーマッスルまでしっかりストレッチしてあげると、副交感神経が働いて、呼吸が穏やかになります。
この状態になってこそストレッチによる「リラックス効果」です。
では、ストレッチの強度はどのくらいがベストなのでしょうか。
私の病院勤務時代の専門は呼吸器疾患でした。肺を患って苦しい方に強いストレッチはできません。
なでるようにやさしく、心の底から心地よいと思えるようなストレッチで十分効果があります。
スポーツ前のストレッチも同じです。運動に必要な関節可動域を保っていれば、心地よいストレッチで十分です。
ぐいぐい伸ばさなくて大丈夫。
気持ちがいいと思える範囲で身体を伸ばしてみてください。
すこーしずつでも身体が柔らかくなってきます。
筋肉が伸ばされたら、軽く力を入れてみます。これから取り組もうとするスポーツの動きに合わせて負荷の少ない運動を始めていきます。
きっとパフォーマンスが上がると思います。