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厚生労働省が示す「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」
厚生労働省が令和6年1月に発表した「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」。
成人版、こども版、高齢者版があります。
今回は成人版の要点をQ&Aで解説します。
Q、どのくらい運動すればいいの?
A、①大切なのは「今よりも少し多く身体を動かす」こと
②歩くなら1日約8000歩が目標、60分以上身体を動かすこと
③座りっぱなしにならないようにすること
Q、根拠はあるの?
A、生活習慣病(糖尿病とか)発症予防に効果のあるとされる平均的活動量です
活動量が多いほど死亡リスクなどが低くなりやすいです(上記の②のような運動を毎日継続すると、リスク低下大です)
座っている時間が長いと死亡リスクが増加します。
Q、そんなに運動できない!どうすればいい?
A、急に毎日60分歩くなんて無理ですよね。まずは短時間(5分毎、10分毎など)の活動から始めてください。
毎日でなくても、週1回活動を始めてみてください。
あえて運動の時間を確保しなくても大丈夫です。洗濯物を干す、お買い物で歩くとき少し歩幅を広くする、お天気がいい日は自転車ではなく歩いてみる など、日ごろから活動意識を持つだけで変わります。
Q、健康だけど、毎日60分、8000歩必要?
A、上記の運動量は目安です。体調や運動後の疲労レベルに合わせて調整してください。
簡単にまとめると以上のような内容です。
まずは1日8000歩 60分の活動を目指したいですね。
ちなみに、日本人の1日の平均歩数は年々減少傾向だそうです。女性の平均値5,832±3,863歩、±は変動幅と考えてください。つまり、多くの人が8000歩に届いていない可能性が高いです。
昨日より少しでも多く、1歩でも多く歩く意識を持つことが大切かもしれないですね。