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2024-03-26 11:00:00
骨盤底筋の役割 縁の下の力持ち編
近頃、ヨガやピラティスのセミナーでも「骨盤底筋を鍛える」というフレーズを目にするようになりました。
実際のところ、骨盤底筋についてよくわからないな・・と思っている方もいるかもしれません。
今回は骨盤底筋の役割の一つ、無意識の中での働きについてお話します。
骨盤底筋は、骨盤の一番下(底面)の部分で臓器(腸、子宮、膀胱)を支えています。
あれ?支えているだけ?
それなら筋肉じゃなくてもいいですよね。
何より大切な役割は、臓器が肛門や膣からはみ出てこないようにしていることです。
脱腸、子宮脱や膀胱瘤になることを防いでくれています。
骨盤底筋が弱くなると、それらの病気になるリスクが高まります。
腸の重さは正確にはわかりませんが、小腸の長さは6~8mともいわれています。菌もたくさんいて水分も豊富で・・軽いはずはないだろうなと思われます。
重たい臓器を黙って底面で支える骨盤底筋、まさに縁の下の力持ちです。
骨盤底筋は、自分では見えにくい分、筋肉の特徴を理解するとトレーニング効果がグンと上がります。
次は骨盤底筋の役割~美姿勢編~についてお話します。