2024-03-29 08:00:00

骨盤底筋の鍛え方

この記事をご覧の方は、動画サイトや書籍で、骨盤底筋の鍛え方についてお調べになったことがあるかもしれません。

でも、体の奥の奥の方にあって大きな関節運動も伴わないため、正直言ってよくわからない・・という方がほとんどです。

 

まずは骨盤底筋を触ってみましょう!

①椅子に座ってお尻の下に手を敷いてください。

 お団子みたいな骨があります。これが「座骨(坐骨)」です。

②指の付け根、または手のひらに座骨を乗せてください。

③指先を肛門の周りにグイっと突き刺す感じで強く当ててください。

④指先に当たる部分が骨盤底筋です。

 

それでは【トレーニング1】

手のひらに乗せた両方の座骨を、内側に近づけるように力を入れます。

・お尻を浮かせるような感じ

・プッとでるガスを我慢するような感じ

・内ももを締めるような感じ

いろいろな表現があります。どれも正解です!

『6秒力を入れて、脱力』を10回繰り返します。

 

このトレーニングが難しい方は、筋力低下が進行しているかもしれません。

クリアできた!という方はトレーニング2へ進みます。

 

【トレーニング2】

①鏡の前に立ち身体を横から見てください。

②へそを触ってゆっくり下の方へ触診を進めると、骨があります。「恥骨(ちこつ)」です。

③恥骨をへそのほうへ引き上げるように力を入れます。実際にはほとんど動きませんので、気持ちだけで十分です!

④トレーニング1と同じように骨盤底筋に力を入れます。

⑤恥骨の運動と骨盤底筋の運動を同時に行います。

⑥下腹が引っ込んでいたらOK!

 

ここまでくるとかなり難しくなります。骨盤底筋と腹筋群を一緒に収縮できるようになるまで練習してみましょう。

 

次は病院にまつわる話を始める予定です。ではまたー

2024-03-28 08:00:00

骨盤底筋の役割 ~美姿勢編~

前回のお話で、骨盤底筋は縁の下の力持ちであることをお伝えしました。

見えない骨盤底筋、実は体の奥でインナーマッスルと共同して働きます。

特に腹筋群と仲良しで、腹圧を保ち、反り腰にならない美姿勢を保ってくれます。

 

横隔膜、腹横筋、多裂筋、大腰筋と一緒に収縮することで体幹を安定させます。

 

この収縮のパワーバランスが崩れると反り腰や猫背になります。

骨盤底筋は、腰側の多裂筋と腹側の腹横筋を底面でつなぐ重要な筋です。

多裂筋と腹筋群の間を取り持つ中心的存在。

 

骨盤底筋がしっかり働くと、腹直筋も収縮しやすくなります。

つまりは、下腹ぽっこりも改善!

反り腰じゃないイイ姿勢、下腹がしまった美ボディを目指すなら骨盤底筋トレーニングが重要です。

 

それでは次回、いよいよ骨盤底筋の鍛え方についてお伝えします!

2024-03-26 11:00:00

骨盤底筋の役割 縁の下の力持ち編

近頃、ヨガやピラティスのセミナーでも「骨盤底筋を鍛える」というフレーズを目にするようになりました。

実際のところ、骨盤底筋についてよくわからないな・・と思っている方もいるかもしれません。

 

今回は骨盤底筋の役割の一つ、無意識の中での働きについてお話します。

骨盤底筋は、骨盤の一番下(底面)の部分で臓器(腸、子宮、膀胱)を支えています。

あれ?支えているだけ?

それなら筋肉じゃなくてもいいですよね。

 

何より大切な役割は、臓器が肛門や膣からはみ出てこないようにしていることです。

脱腸、子宮脱や膀胱瘤になることを防いでくれています。

 

骨盤底筋が弱くなると、それらの病気になるリスクが高まります。

 

腸の重さは正確にはわかりませんが、小腸の長さは6~8mともいわれています。菌もたくさんいて水分も豊富で・・軽いはずはないだろうなと思われます。

 

重たい臓器を黙って底面で支える骨盤底筋、まさに縁の下の力持ちです。

 

骨盤底筋は、自分では見えにくい分、筋肉の特徴を理解するとトレーニング効果がグンと上がります。

次は骨盤底筋の役割~美姿勢編~についてお話します。

2024-02-21 08:00:00

子どもの尿トレ体操教室(親子教室)始めます。

子どもの尿モレ、とくに小学生のちょいモレの原因は様々です。

正確に原因を特定することは難しいこともあります。

主な原因として、①膀胱の発達レベル、②眠りの深さ(夜間オネショの場合)、③飲水量過多、④精神的ストレス・不安、⑤骨盤底筋を含む全身の筋力不足などが挙げられます。

 

ペルビックでは、筋力アップとトレーニングから得られる不安軽減を目的とした尿トレ教室を開始します。

お子様の尿モレが心配な方、親子de尿トレ体操教室へご相談ください。

平日16:30~17:00(30分)1回3000円です。

予約メニューから「親子教室・子供の尿トレ体操教室」でご予約ください

 

2024-02-20 08:00:00

尿モレの種類

尿モレには大きく分けて、「筋力低下によるもの」と「不安からくるもの」があります。

「筋力低下によるもの」は腹圧性尿失禁といいます。

くしゃみをしたり、大笑いしたり、ジャンプをしたりするとお腹に力が入ってモレてしまいます。

 

「不安からくるもの」の代表が切迫性尿失禁です。

自宅に帰った途端、おトイレに駆け込みたくなる、入る前にモレてしまう・・という症状です。

 

そのほかにも、認知機能(いわゆる認知症)の問題や、身体機能(神経障害)、尿を出したいのにうまく出せないなどの症状もあります。

ペルビックでは、腹圧性尿失禁と切迫性尿失禁についてトレーニングを実施しています。

早い方で1ヶ月で効果が出ます。

運動が得意でなくても大丈夫です。まずは3か月、身体を理解することから始めて、少しずつゆるーくトレーニングをしてみませんか。

初回体験500円 ご連絡お待ちしています!