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食事日誌と排尿日誌
ダイエットでも紹介される食事日誌。
実は尿もれにも関連があります。
頻尿(1時間に1回トイレに行く)や尿意切迫感(トイレに慌てて駆け込む感覚)のある方は、食事が影響している場合もあります。
記録のポイントは、「食べたもの」と症状「頻尿、尿もれなど」も合わせて記録しておくことです。
数日継続してみると、自分の傾向がみえてくるかもしれません。
例えば、お友達と外食をしてコーヒーをたくさん飲んだ日、アルコールを摂取した日、塩気の強いものを食べた日、すっぱいものを食べた日に頻尿になりやすい傾向はありませんか。
ナゾトキみたいに自身の食事と生活の傾向を見比べて共通点を探し出してみると、症状改善に役立つかもしれませんね。
また、排尿日誌と組み合わせるとさらに有効です。
排尿日誌には、1日のなかで「何時にトイレに行ったか」「尿意切迫感」「尿もれ」「量(できれば紙コップでおおよその量を図るといいです)」を記録します。
頻尿や尿もれの不安がある場合には生活を記録してみると改善の足掛かりを見つけるきっかけになると思います。
次回は頻尿についてお話します
それでは皆様よい一日をお過ごしください
尿もれと医療保険
尿もれスタジオを経営していると、「こういうの病院ではやってくれないの?」と聞かれることがあります。
やはり病院でお医者さんに診てもらって、専門の理学療法士がトレーニングしてくれるのは安心ですよね。
でも尿もれのリハビリは医療保険では適応になりません。
なんで?
リハビリテーションは「病気(疾患)」に対して算定を取っています。
実際には「病気によって生じる障害」に対して施術しているのですが、医療保険は疾患の有無により適応がきまります。
尿もれの原因はさまざま。加齢だったり出産のダメージだったり。それは病気ではなく状態(症状)を表しているため病院のリハビリテーションは基本的に適応になりません。
でも病院には「排尿ケアチーム」という専門チームを組んでいるところもあります。
メンバーには理学療法士も含まれています。
入院されている患者様で排尿ケアが必要な方には専門チームがアプローチしてくれることがあります。
もし普段から尿もれの不安があって、入院の必要が生じてしまった場合には、看護師さんに相談してみてくださいね。
勿論ペルビックでもご相談は受け付けております。
排尿のお悩みがある方は遠慮なくご連絡ください。
それでは~
骨盤底筋の鍛え方
この記事をご覧の方は、動画サイトや書籍で、骨盤底筋の鍛え方についてお調べになったことがあるかもしれません。
でも、体の奥の奥の方にあって大きな関節運動も伴わないため、正直言ってよくわからない・・という方がほとんどです。
まずは骨盤底筋を触ってみましょう!
①椅子に座ってお尻の下に手を敷いてください。
お団子みたいな骨があります。これが「座骨(坐骨)」です。
②指の付け根、または手のひらに座骨を乗せてください。
③指先を肛門の周りにグイっと突き刺す感じで強く当ててください。
④指先に当たる部分が骨盤底筋です。
それでは【トレーニング1】
手のひらに乗せた両方の座骨を、内側に近づけるように力を入れます。
・お尻を浮かせるような感じ
・プッとでるガスを我慢するような感じ
・内ももを締めるような感じ
いろいろな表現があります。どれも正解です!
『6秒力を入れて、脱力』を10回繰り返します。
このトレーニングが難しい方は、筋力低下が進行しているかもしれません。
クリアできた!という方はトレーニング2へ進みます。
【トレーニング2】
①鏡の前に立ち身体を横から見てください。
②へそを触ってゆっくり下の方へ触診を進めると、骨があります。「恥骨(ちこつ)」です。
③恥骨をへそのほうへ引き上げるように力を入れます。実際にはほとんど動きませんので、気持ちだけで十分です!
④トレーニング1と同じように骨盤底筋に力を入れます。
⑤恥骨の運動と骨盤底筋の運動を同時に行います。
⑥下腹が引っ込んでいたらOK!
ここまでくるとかなり難しくなります。骨盤底筋と腹筋群を一緒に収縮できるようになるまで練習してみましょう。
次は病院にまつわる話を始める予定です。ではまたー
骨盤底筋の役割 ~美姿勢編~
前回のお話で、骨盤底筋は縁の下の力持ちであることをお伝えしました。
見えない骨盤底筋、実は体の奥でインナーマッスルと共同して働きます。
特に腹筋群と仲良しで、腹圧を保ち、反り腰にならない美姿勢を保ってくれます。
横隔膜、腹横筋、多裂筋、大腰筋と一緒に収縮することで体幹を安定させます。
この収縮のパワーバランスが崩れると反り腰や猫背になります。
骨盤底筋は、腰側の多裂筋と腹側の腹横筋を底面でつなぐ重要な筋です。
多裂筋と腹筋群の間を取り持つ中心的存在。
骨盤底筋がしっかり働くと、腹直筋も収縮しやすくなります。
つまりは、下腹ぽっこりも改善!
反り腰じゃないイイ姿勢、下腹がしまった美ボディを目指すなら骨盤底筋トレーニングが重要です。
それでは次回、いよいよ骨盤底筋の鍛え方についてお伝えします!
骨盤底筋の役割 縁の下の力持ち編
近頃、ヨガやピラティスのセミナーでも「骨盤底筋を鍛える」というフレーズを目にするようになりました。
実際のところ、骨盤底筋についてよくわからないな・・と思っている方もいるかもしれません。
今回は骨盤底筋の役割の一つ、無意識の中での働きについてお話します。
骨盤底筋は、骨盤の一番下(底面)の部分で臓器(腸、子宮、膀胱)を支えています。
あれ?支えているだけ?
それなら筋肉じゃなくてもいいですよね。
何より大切な役割は、臓器が肛門や膣からはみ出てこないようにしていることです。
脱腸、子宮脱や膀胱瘤になることを防いでくれています。
骨盤底筋が弱くなると、それらの病気になるリスクが高まります。
腸の重さは正確にはわかりませんが、小腸の長さは6~8mともいわれています。菌もたくさんいて水分も豊富で・・軽いはずはないだろうなと思われます。
重たい臓器を黙って底面で支える骨盤底筋、まさに縁の下の力持ちです。
骨盤底筋は、自分では見えにくい分、筋肉の特徴を理解するとトレーニング効果がグンと上がります。
次は骨盤底筋の役割~美姿勢編~についてお話します。